Q & A

先日、体験レッスンを受けて頂いたお子様のお母様から次のようなご質問を頂きました。参考にしていただけたら有難いです。

Q.1レッスン1文字なんですか?

文字になれていないお子様は、はじめは1レッスンでひらがな1文字です。
レッスンでは
①宿題の添削や導入
②ひらがなの元の字の紹介と変遷
③字のイメージのおはなし
④イメージに基づく文字のポイント
⑤へんなところ探し
⑥筆順の確認
⑦お手本を見ながら書く
⑧イメージで書く
⑨ポイントで書く
⑩何も見ないで書く
⑪作品などを書く
⑫宿題の確認
などの流れで構成しています。

1つの項目を2分程度で進めなくては30分のレッスンで修めることは難しいです。

正しい字を正確にイメージをすることがレッスンの主眼です。
生徒さんが正確なイメージを様々な角度から具体的に意識できるようにして、生徒さんの引き出しに修めるのがレッスンでの私の役目です。
情報量が多すぎないことが身に付ける上ではとても大切です。
情報が多いと小さなお子さんはポイントがわかりにくくなってしまいます。
したがって初めのうちは1文字です。
マンツーマン少人数レッスンのため、レッスンが進むにつれ生徒さんの理解力が高まってきたと見極めたら2文字もできると思います。

Q.2他の書道教室と何が違いますか?

マンツーマンレッスンをしています。また当教室では、級や段などを目指しません。
書写ではなく字のお勉強です。
お手本をまねて上手に書くことが目的ではありません。
何も見なくてもきれいに書ける力をつけるのが目的です。
例えるなら、1つの料理を初めて作るとき完成品を見て作るのかレシピを見ながら作るかの違いです。
当教室では、字のポイント(=レシピ)を覚えるように学習しますのでお手本がなくてもいつでもどこでもいつまでもきれいな字を書けるようになります。
また硬筆書写技能検定ではお手本は一切ありませんので、それを想定してお手本がなくても丁寧に書ける力を身に付けます。そして、その力が日常に活かせる書となると信じています。