どんな習い事にしても「平均的な月謝はいくらぐらいなんだろう・・・」っと気になるものですよね。
今回はそんな気になる習字教室の平均的なお月謝とその内訳についてと、更にお月謝以外にかかる費用についてもご紹介していくので、今、習字を習い字始めようか悩んでらっしゃる方は是非参考になさってくださいませ☆
習字教室の月謝の平均は2000円~5000円
習い事で習字をする場合、習字 月謝の平均は月2,000円~5,000円です。
この3000円の差は以下のことから生じます。
- 通う回数
- 場所代
- 先生の指導料
- ごみの処理代
まず週に何回通うかによって値段も勿論変わります。大体週2回程度の目安と考えておきましょう。
次に場所代についてですが、習字教室の場合ある程度の広さを必要とするので、公民館や地域のコミュニティセンターなどで教えているところがあります。この場合は少し低価格になります。
そして、指導料です。これはどんな習い事にも共通することですが、同じ習い事で同じような地域でも「指導料」には結構幅があるものです。何故かと言うと、基本的に子の習い事はいくらからいくらまでじゃないといけないという決まりがないからです。ですから教える先生によって大きく変わってくることもあります。また指導料の高い安いがその教室の質を表すわけでもありません。
ですから値段だけに捉われず、体験をしてみて「この先生に習いたい・・・!この先生に任せたい!」と決められるのが理想的だと思います。
そして最後にごみの処理代です。これは想像してなかった方結構いらっしゃると思います。
習字教室では大量に半紙や新聞紙などのごみが出ます。その為に「ごみ処理代」としてお月謝に含まれるところもあれば、ゴミは持ち帰ってもらうルールがあるところもあります。
このようなルールはやはり教室によって異なるので、気になる際は前もって確認しておきましょう。
以上がお月謝の内訳になるわけですが、この中には習字を続けるために必要な道具類の値段は入っていません。
次にお月謝以外にかかる費用をご紹介致します。
月謝以外にかかる費用
習字教室では、月謝以外に次の必要経費が発生します。
・半紙代:40枚108円(ダイソー)~
週に何回通うか、一度に何枚書くかによっても変わってきます。けちけち使っても無くなるのは早いので、かなりな枚数が必要です。ダイソーなどの100円ショップにも売っていますので、練習はそちらを使っても…とはいえ、先生によっては「練習から緊張感を持つためにも清書と同じ紙を使った方が良い」とう方や、「教室に置いてある半紙を使う」よう指導される場合もありますから、この場合は、半紙代も馬鹿になりません。また、上達して大きな書を書くことになった場合、半紙のサイズが大きくなると近所のスーパーなどにもなかなか置いていないので、入手するのも大変です。もちろん大きな半紙は高いです。
ただ、上質の半紙ほど、墨の伸びもよく毛の流れも上手く整うので、良い半紙の方が書きやすいというメリットもあり、悩みどころです。
・筆代:1000円~
筆は結構傷みます。これは動物の毛を使っているためで、毛を作っているケラチンは乾いた状態では大変強い素材ですが、水に弱く、濡れた状態だと摩擦や引っ張る力に対して結合が離れてしまうからです。筆は墨汁に浸して使いますから、力に対して非常に弱くなっています。半紙に押し付けたり、引っ張ったり、と筆が傷むことばかりをしながら字を書きます。墨汁はほとんどの場合、弱アルカリ性です。アルカリ性の液体に付け、放っておくと筆の毛は切れてしまいます。たっぷりの水でしっかりと優しく洗わなくてはいけません。しかしながら、どんなに大切に扱っても、筆は傷みます。
特に安い筆は傷みも速く、不揃いになりがちですから、初心者でも2000円以上の筆をおススメします。とはいえ、こちらも教室の先生次第ですから、相談してみましょう。
真面目に通うなら、半年に一回くらいの買い替えは覚悟しておくほうが良いでしょう。
また、書く文字や文字数によって、筆の号数(筆の大きさ)を変えます。大筆・中筆・小筆は必ず必要です。
ただし、大人の習字教室では、小筆のみを教えてくれることもありますから、その場合は小筆を三本ほど用意しておきましょう。
・その他の習字道具:セットで1000円くらい~
下敷きや、文鎮、硯など、小学生が使っているようなセット買いをしても良いでしょう。ダイソーなどで全て揃いますから、ちょっとずつ揃えたり、代用するのも可能です。続けているうちに段々と欲も出てきますから、上達度に合わせて道具のランクを上げていくのも書道の楽しみのひとつでもあります。道具の価格はピンきりですから、上は際限なく高いです。